お中元の豆知識
◆お中元の歴史は？
お中元は、中国から伝わった道教の「三元」の中の一つ
「中元」が起源と言われています。
「三元」とは上元（旧暦１月１５日）、
中元（旧暦７月１５日）、下元（旧暦に１０月１５日）
の３つの日を表していて、
古来中国ではそれぞれの行事が行われていたと言います。
日本では、すでに伝えられていたお盆の
「盆礼」という行事と結び合わさって、
日本特有の贈り物の慣習として「お中元」となったと言う事です。
◆お中元の時期って何時？
- ７月１日～７月１５日：東日本（東北・関東・北陸）
- ７月１５日～８月１５日：西日本（東海・関西・近畿・中国・四国・九州・特例で北海道）
東海は地域分類では東日本ですが、
お中元は７月１５日～８月１５日が通例となっています。
北海道も同様です。
ところが、近頃では他の地域から７月上旬に届くととが多くなっているため、
東海や北海道も７月上旬に届けても違和感がなくなっていると言います。
◆時期が過ぎてしまったら？
表書きを「御中元」ではなく「暑中御見舞」あるいは「残暑御見舞」とします。
東日本は、７月１６日～立秋（８月７日頃）に届けるものを
「暑中御見舞」として、それ以降は「残暑御見舞」とします。
西日本は、８月１６日以降に届けるものを「残暑御見舞」とします。
感謝の気持ちを込めて、
身体に優しい無添加のお中元をお送りください。
喜ばれること間違いなし！
